関西国際空港で20日夕、出発しようとしていたエアカナダ機(乗客乗員216人)が、管制官の指示に反する形で滑走路に入り、同じ滑走路に着陸しようとしていた日航機(同243人)が、着陸をやり直していたことが21日、分かった。国土交通省航空・鉄道事故調査委員会は、一歩間違えば衝突の危険があった重大インシデントに当たるとして、調査官3人を同空港に派遣した。
国交省によると、トラブルがあったのは、20日午後6時10分ごろ。空港の管制官は、離陸のため誘導路上にいたカナダ・バンクーバー行きエアカナダ36便ボーイング767―300型機に、A滑走路の手前で待機するよう指示した。
これに対し、エアカナダ機は「ポジション 24レフト(A滑走路)」と、日本では通常、管制官とパイロットの交信で使用しない表現で応答。
管制官はエアカナダ機が待機を了解したと判断し、同機側に確認せず、着陸しようとしていた那覇発の日本航空2576便ボーイング767−300型機に着陸を許可した。
着陸体勢にあった日航機から「滑走路付近で動いている航空機がある」と指摘されたことなどから、滑走路上を確認すると、エアカナダ機が滑走路に入っていることが判明。管制官は直ちに日航機に着陸復行(着陸のやり直し)を指示し、衝突は回避された。
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Author:bangkokcosy
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